2007年10月29日 第 44 号


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ホームズすい星(彗星)が見えます!

ホームズすい星(彗星)が見えます!26日にテレビでも報道されましたが、ホームズすい星がペルセウス座の方角に肉眼で見えるようになりました。このすい星が話題となるのは単に明るいだけではありません。もともと、太陽の周りを約7年かかって回っているすい星で、今年の5月に近日点といって太陽に一番近くなり、現在は、地球から遠ざかりつつあるすい星です。10月23日には.約17等(口径30cmの望遠鏡でやっと確認できる)明るさでしたが24日に急に8.4等と双眼鏡で見える明るさとなり、次の25日にはなんと2.9等と肉眼で見えるようになりました。

金曜日のニュースを見た家族に教えられ、すぐにペルセウス座を探しましたが。薄曇りから本曇りになり、見つけることができませんでした。

土曜日は台風接近で雨でしたが、20時近くには雲間から月もでるようになり、急速に天候が回復してきました。実はこのとき、ガンバ大阪と清水エスパルスのゲームを日本平で観戦していました。試合は清水エスパルスが3対1の快勝で清水に住んでよかったことを実感しました。

さて、サッカーは帰りが大変で家に着いたのは22時過ぎでした。台風一過で澄んだ空に月が明るく輝いていましたが、ペルセウス座の方角になにやら、ボーっとしたものが見えます。双眼鏡で確認するとほかの星とはちがって広がりのある天体が見えました。

さて、それからが忙しくなりました。観測小屋の屋根を開け撮影の準備にかかり、午前0時ごろには口径28cm望遠鏡の視野に尾のない明るい球体を捉えることができました。(*ただし、肉眼でなく冷却CCDカメラの画像をディスプレイ上で見ます。)すい星というとどうしても尾を引く神秘的な姿をイメージしてしまいますのでなんとも奇妙です。これは、太陽より遠ざかっているからでしょう。

それにしても、このように急激に明るくなったすい星は滅多にお目にかかれるものではありません。これはアウトバーストと呼ばれる現象で、「すい星の核からチリやガスが一時的に吹きだし、太陽光を反射して明るく輝くらしい。」といわれています。一挙に明るさが40万倍になったことのなります。

ホームズすい星は現在もペルセウス座付近に位置していて、夕方に北東方向から上がって夜半には頭上にきます。1週間ほどは肉眼でも観測できるということです。

さて、このペルセウス座ですが、秋の星座ですが、8月の明け方ペルセウス座を中心に流れ星がたくさん飛ぶので名前を聞かれた方も多いと思います。尾を引いていないすい星で見つけにくいとは思いますが星座を覚えながら親子で探してみるのも楽しいかと思います。2〜3等な明るさはカシオペア座の星や北斗七星ぐらいの明るさで少しボーとしていますからなんとか見つかるでしょう。

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