| 平成10年2月10日 第 11 号 |
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| 今、日本中、長野オリンピックに沸き返っています。初めは、雪不足が心配されましたが、もう十分すぎるほどの積雪のようです。 今年は太平洋側でも、よく雪が降ります。きょうも東京は雪だそうです。宍原も雪だったそうで O 先生は途中まで徒歩で途中から車に乗せてもらって登園されました。 でも、興津は暖かいので残念ながら雪が積もりません。 もっとも雪が積もったら、保育園にも来れなくなり大変なことになってしまいます。 でも、子どもたちは、珍しいものが大好きですから、雪が降ろうものならきっと大騒ぎになることでしょう。 私の小学生時代、6年生だったと思いますが、興津で7〜8cm積もった記憶があります。興津駅近くでこのような状態でしたから、山の手はもっと大雪だったことでしょう。 雪の中を下駄で歩くと下駄の歯の中に雪が詰まりとても歩きにくかったことと、ある実験を試みたことを想いだします。実験といってもたわいないものですが、夜、灯が無いところで本が読めるかということです。雪とどういう関係があるかというと、ほら、「蛍の光、窓の雪」って言うじゃないですか。本当に、窓の雪で昔の偉い人は本の字を読んで勉強したのか、本当なのか試して見たかったのです。 どうだったと思います。部屋の電燈を消して、窓の外に本を出して目を凝らしたのですが、残念ながら読めませんでした。戦時中でしたから街灯は灯火管制(空襲を防ぐため、上空から見える灯は全て消す)でついていません。 それに、空は曇っていましたから、月も星あかりもなかったのです。後で、物理で光の反射を学んでそのわけがわかりました。雪は光を反射して明るいのですが、光がなにもなかったから本の字は読めなかったわけです。(本は国語の教科書でした。) それから10年の月日が流れ、雪山に憧れる青年になっていました。1月の木曽駒ケ岳の山頂近くの雪の吹き込んだ小屋の中で、雪でブロックをつくりそれを積み上げ、上にシートを張りマイナス19度の寒さから身を護ったことがあります。このわずか1坪の雪の部屋の明るかったこと.....。もちろん電気はきていません。灯はロウソクでした。太いロウソクでしたが、これを2本つけたお陰で、雪の壁はきらきら輝き、温度もマイナス5度近くまで上がり、凍傷者もでて緊迫した状況の私たちの心を明るくしてくれました。「蛍の光、窓の雪」は嘘ではなかったのです。 雪の想い出話になってしまいました。みなさんもきっと雪の想い出をもっていらっしゃることでしょう。今年は、まだ興津にも雪が降るチャンスがありそうです。そんな時、子どもさんやお孫さんに雪のお話をしてあげてください。 |
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